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1cmの土を再生するには100年かかる。

日曜日に横浜のベイサイドにあるPatagoniaベイサイドでPatagoniaが製作した「UNBROKEN GROUND」を観てきました。(Youtubeのリンクを貼っておきました。)

 

娘が観たいと言ってきて、中3の息子が賛同。

ならば行こうということになったのでした。

 

内容は、これまでの食に関わる産業が地球にダメージを与えてきたか、それを根底から覆すには何をすべきか、そしてそれをビジネスとして成り立たせるにはどうしたらいいか?

 

というもの。

 

Patagoniaが環境に配慮している企業であることは重々承知していたが、食に関してまでも考慮していたことに改めて尊敬しました。

 

私はこれまで10年以上、無農薬無肥料でお米を栽培してきました。「とか米」と名付けたそのお米は味も良く、評判も上々だ。自然が織りなす力なのだろう。私は若い稲が雑草に負けないように手助けをするだけ。その作業が大変なのでこの栽培方法を取る人は少ない。

 

知られていないことだが、水田は持続可能な農法です。水が土を守り、豊かにしてくれます。そして、映像の中でも取り上げられていた”土”を作るのはなんとミミズです。

 

ミミズは土を作るのを研究したのは、種の起源を記したチャールズ・ダーウィン。

 

ミミズと土

 

ミミズは水が好き。だから水田は土を再生できるのです。

 

水田は日本古来の伝統農法。

Patagoniaの日本支社で取り上げてくれることを切に願っています。

イヴォンさんも知らないはず。

 

 

今回の映像の迫力と真剣さは本物だろうし、Patagoniaがやると言った以上、全世界で展開するのだろう。大変嬉しい限りである。

 

そしていつか、とか米とPatagoniaがコラボする日が来るといいな。