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満腹と幸せ

お正月は格別である。仕事もせず、時間になれば、たらふく食べて、しこたま飲む。まるで海外に旅行に行ったような日々。

パンのために生きるにあらず、と説いたのは誰だったか忘れてしまったけど、満腹になるといつも思い出す。

昨日は飲むことはなかったけど、満腹だったようで、とても幸せな気分で寝てしまった。が、しかし。夢うつつに、幸せって違うんだよなぁと思ってしまった。

満腹なのはとても幸せな気分になる。でも、動きたくない。腕を動かすことさえ、億劫になる。テレビを観ながら布団に入った僕はもはや寝るほかなかった。

幸せとは満腹な気分とはやはり違う。幸せだから何もしたくないのではないのだ。むしろ誰かの為に動きたくなるものだ。幸せを分けてあげたいという気分ではなく、困っている人の手助けになりたいのだ。

朝ごはんを食べた今でも満腹です。お正月は恐ろしいですね。三が日の教訓は、足るを知るです。今から小岩でお父さん業です。