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弊社農業通信うまがんべぇ令和2年3月号

 東日本大震災から早9年が経とうとしています。あの時の閉塞感を今でも思い出します。僕たちには大震災の直接的な被害がなかったにも関わらず、今頃になってようやく直視できるようになりました。

 

 3月6日には東日本大震災を題材にした『Fukushima50』という映画が公開されます(https://www.fukushima50.jp/)が、予告を観ただけで涙が止まりませんでした。

 

 新型への戦いも大きな転換期にやってきました。一刻も早く平穏な日々が戻って欲しいものです。地球温暖化という僕たちが直面している、これまで誰も止められなかった問題も忘れてはなりません。

 

 雪がないことは日常生活にとっては大変ありがたいことなのですが、農業生活にとっては死活問題です。新型も異常気象も同じように冷静に情報を整理し知恵を絞り協力して対応していく他ないのでしょう。

 

 今月はお米の種を水に浸ける浸種の作業を開始します。この作業はゆっくり時間をかけることでストレスなく発芽し、より美味しいお米を収穫するために重要な作業です。今年は3月16日に予定しています。

 

 今年に入り、新規のお客様が増えました。ありがたいことです。特にリンゴやリンゴジャムの反響が大きく、美味しいリンゴに感謝です。旧友と再会し、米のご注文をいただいたこともあり、こちらもありがたいです。今年も美味しいリンゴやお米を作るべく、日々冷静に過ごしていきます。皆さまもどうかご自愛ください。 

 

 そろそろ全国一律という考え方も卒業したいですね。(とか)