ここ南会津は、桜の開花が青森県と同じくらいの季節感です。今年は全国的な開花の遅れと同じようにこちらの開花も遅れました。さらに開花の時期特有の寒さで花咲きの時期が長かったように感じています。個人的には桜は散り際が好きです。地面に落ちた色とりどりの花びらとまだ花として存在している桜の花びら。視界一面が桜になるそんな僅かな時間が好きです。
種まきが終わり、今月は田植えです。今年は「グリーンな栽培体系加速化事業」という補助を受けてGPS付きの田植え機を購入します。誤差が5センチ以下という驚くべき数値の田植え機は、昨年導入した乗用除草機の良さを存分に発揮することでしょう。これにより時間や燃料が少なくなり、環境に優しい農業へと加速していくというわけです。さらに収量がアップすれば昨今の米騒動へも一石を投じられるはずです(現在HPは完売状態なのです)。
いつもより真面目に、作業を4日前倒ししてハウスのビニール天幕を張りました。今年は友人が手伝ってくれてあっという間に張り終えましたが、なんとその4日後水曜日の爆風で天幕が破れ落ちてしまいました。種まきは日曜日。すぐに資材を扱っている幼馴染に連絡し、土曜日の午後に天幕が到着。種まき手伝いに来ていた子ども達に手伝ってもらい、種まきまで無事に終了しました。人生何があるかわかりませんが、今年も人こそ全てを実感しています。
トランポリンが原因でした。治療で足首の痛みがなくなり、会津大学のアルティメット練習にも顔を出し、なまった体を鍛え直そうと再開したトランポリン。3日目で足首の痛みが再発。1週間ほどで治りましたが、不安を抱えたままシーズンへ突入します。困った困ったとも言ってられない。(とか)
確定申告が終わり、春がやってきました。先月号で嘆きました足首の痛みもたくさんの方々に治療していただきまして無事日常を取り戻しております。一時は手術まで考えましたが、まだ大丈夫な様です。ご心配をおかけしました。
さらに鼻水や目脂など花粉症まで発症かと思いましたが、耳鼻科の先生に花粉症は血液検査をしなければわからないし、そもそもその歳で発症はしないと言われ、安心しつつも何処か腑に落ちない先月のドリームカップ前。医者の薬は流石に効くことが改めて証明されました。市販薬はどこまで行っても市販薬。素人判断で服用してはいけないのですね。また勉強になりました。
雪が解けると一気に動き出すのがこちらの農業。米の湯煎消毒や浸水、ビニールハウスのビニールがけ、種まき、田んぼの肥料撒き、耕運、土手の草刈りとゴールデンウィークまで一気に駆け抜けます。その後も田植えの準備、田植え、田んぼの除草、畦の草刈りと6月後半まで疾風怒涛です。昨年の酷暑の反省から早朝と午前中に外仕事をし、午後は精米や事務仕事、夕方にまた草刈りなどをすることにしました。熱中症は内臓が焼き内臓になってしまうことと気象庁勤務の方にも警告されました。皆様もどうかご自愛ください。
先月に静岡県富士市で開催されたドリームカップというアルティメットの大会にスタッフとして携わってきまして、もう一度アルティメットにチャレンジしようと感化されてきました。ディスクゴルフは少しペースを落として、アルティメット中心の生活スタイルに戻します。会津大学にも教えに行かないと。53歳の挑戦はまだまだ続きます。Better late than never.(とか)
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今月で冬が終わります。暦の上でも季節的にも。それはそれは待ち遠しい春の訪れです。立春を制定した人が誰かは知りませんが、その気持ちは痛いほど良くわかります。今年の2月3日ほど心が躍ったことはありませんでした。
昨年7月から会津若松市でも公文式教室を運営しています。引き継ぎとはいえ、子どもたちの心に火を灯すことには変わりはありませんので、毎回丁寧に接しています。今年に入り、初めての冬を迎え、自宅で教室を運営していることに感謝をしました。トラクターで除雪ができるからです。会津若松市の教室は全て手作業で除雪をしなければなりませんでした。しかもその雪を持って行く場所がない。自宅であればトラクターで集会場に運べば良いのですが、会津若松市の教室ではトラクターもありませんし、そもそも排雪場所がないのです。最初のうちは除雪でエクササイズと言いながら頑張っていましたが、2月7日ごろからの大雪によって会津若松市は62年ぶりの災害適用法が適用されるくらいひどい状態でした。夏場なら1時間で行ける距離も6時間以上かかったという人もいましたし、通行止めで帰ってこれなかったという人もいました。2車線の道路が1車線弱!の道幅になり、除雪されていない道路は膝くらいの高さの雪で固められ、至る所に事故を起こした車の部品が散らばっていました。一方、我が下郷町は素晴らしい除雪スタッフと潤沢な予算のおかげで白線が見えるほどの状態で、快適そのもの。下郷町最高です。北国へ出張に行った息子からもその地の除雪状態のひどさも知りました。田舎(下郷町)最高だそうです。薪ストーブがある生活も最高ですよ。何と言っても無料。(とか)
今年の1月は雪が多く、とても寒い日が続いています。久しぶりに-13℃の表示を見ると極寒の地に住んでいることを実感します。朝、薪ストーブを炊き、家を温めることから1日が始まります。火の暖かさが優しい。
りんごをやめてしまいましたので冬の作業であるりんごの剪定がありません。寂しい限りですが、厳しい作業であったことが思い出されます。
数年ぶりに地域の歳の神(さいのかみ)に夫婦で参加してきました。長男が年男なのでみかんを奉納しつつ、御神酒をいただき、「へそび」と呼んでいる煤を顔に塗りましたので今年も無病息災な一年を過ごせます。有難い限り。
「男子3日会わざれば刮目して見るべし」と高校の国語の先生に教えられました。今はそれを実感しています。土曜日に会った孫が月曜日にはお座りができるようになっていました。成長恐るべしです。来月には歩いてしまうのではないか!とバカ爺を楽しませてもらっています。
80歳までにディスクゴルフの世界チャンピオンになるという壮大な目標を掲げておりますが、先日師匠から私の同世代には世界的な選手が多く、しかも現在の日本チャンピオンに勝ってしまうほどの実力者がいるというのです。ということは勝負は75歳からです。元気で長生きしかありません。死ぬまで生きたらいいとは佳恵さんの書道のお師匠さんの名言ですが、まさしく死ぬまで元気に過ごせたらと切に願うところです。丁寧に生きる。これでしょう。
就職が決まった息子がその会社の理念について話してくれました。うちの理念と全く同じだと思ったら、それはそうです。真似しましたから。(とか)