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3月の独り言

 2月のある日、嬉しい光景に立ち会いました。教え子が先生になった瞬間です。彼が高校3年生の時にフリスビーを教えて5年後に、自分で企画提案して実現に漕ぎ着けたイベントが開催されたのでした。非常に嬉しかったです。天候不順な年ですが、そんな不安は飛んで行くほどです。

 

 本日は2月27日ですが、雪がほとんどありません。まるで4月のような気候です。これで大丈夫なのでしょうか?このままいくのでしょうか?と書いてみても答えは来月になってみないとわからない。  

 

 今年98歳になる祖母の調子も不安定です。明るい日もあればそうでない日もある。話がわかる日もあればトンチンカンな日もある。認知症が入ったとか。どこに入ったのかはわかりませんが、これまでの明晰な祖母ではなさそうです。それでも甘いものは好きだし、雪が解ければ外に出ようとする。

 

 右の写真は、いつもの外に出る格好をした日です。この被り方は忘れていない。手さばきがとてもスムーズでした。この日は実家やお姉さんが住んでいた家に車で行ってきました。実家には誰も住んでいないですし、お姉さんが住んでいた家には祖母の娘さんが住んでいて今日は仕事に行っていましたので、誰とも会うことは出来ませんでしたが、一緒にタイムトリップしているような感覚になりました。

 

 彼女が若かりし頃は、全てが徒歩。実家までは車でも30分かかるので徒歩であれば丸1日かかります。今では外国まで行くことができる時間の長さで彼女は同じ町内に嫁いできた。わずか80年弱ですが、まるで別世界に住んでいるようなのでしょうね。

 

 大正生まれの祖母と同じ時間を過ごせて「いるのは有り難いです。色々なことを学ぶことができます。モノの大切さや時間の捉え方、人との接し方など彼女から学ぶことは多い。今尚彼女を見ているとこちらが気付かされることがあります。もちろん雪が解けたら準備をするということも。

 

 来月からいよいよ本シコ(こちらの言葉で本腰)。確定申告も終えたので気持ちも会計も次に向かっています。国への貢物も確定しましたので、胸を張って生きていけます。みなさんはどうですか?(とか)