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7月11日のひとりごと

人のために何ができるか。自分が世の中の役に立つにはどんなことができるだろうか。そしてまた世の中の人は僕に何を期待してくれているだろうか。世の中の人という大きな枠組みではなく、知り合いたちは僕にどんなことを期待しているのだろうか。たまに考えています。

 

 いまの答えは、「たいして期待してない」です。

 

その理由は、自分だったら他の特定の人、たとえば妻や子どもたち、親にはこうしてほしいとは期待していないからです。いてくれるだけでありがたいのです。だから他の人も自分に対して期待してない、と。

 

思い切って考えを大きくすると、世の中のために生きるよりも、自分が好きで好きで好きでたまらないことを幸せにやっていればいいのではないか。そしてその幸せがこぼれた分を他の人がさわってくれたらいい。こぼれた部分というときれいではないので違うことばを使えば幸せのお裾分けをしたらいいのではないか。

 

恩送りという行為があります。恩返しは自分がしてもらった恩を、してもらった人に返すのですが、恩送りは違う人に送る。これがいま言った幸せのお裾分けじゃないかと。

 

それが家族だったりフリスビーだったり農業だったり。不動産だったりボランティアだったりサラリーマン生活だったり。もちろんそれがひとつじゃなくたっていい。ふたつでもみっつでも、自分ができる範囲で幸せに過ごすことです。毎日幸せだなと寝るときに思えればいいのです。思なくたって幸せだなあと寝る前にいうだけでいいのではないか。

 

そもそも僕らはいただいた命で生きているわけで、生きているだけでまる儲けなのです。生きていることでご先祖様や親に感謝して、その恩を子どもたちや知人友人に送る。そうして生きるをつなげているのです。

 

50年に一度の災害が日本を襲っています。50年に一度が耳慣れてしまうほど異常な天候にコロナどころではなくなっています。コロナも100年周期のウィルスといわれているので500年に一度の時代を生きていることになります。こんな時代だからこそ、生きましょう。生き抜きましょう。生き抜けるために最大限の警戒をしましょう。