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8月10日のひとりごと

昨日、猪がうちのうらまでやってきたようです。捕まえて食べてしまいたい衝動にかられました。

 

でも、今日田んぼで作業をしていたら、狐が隣の畑で死んでいました。近所の人がまいた”毒”を食べたそうです。その様(死んだ狐)を見ると、猪を食べてしまおうという考えは吹き飛びました。

 

死んでいい存在はない。それは自明なことです。猪でも狐でも、ミミズでも虫でも。そして僕ら人間だってそう。人類で最初に原子力を使った広島と最後の長崎から75年が経ちます。75年経っても決して風化させない心は、死んでいい存在はないという自明の理も一因にあるのでしょう。

 

草刈りをしているとたくさんの生き物を殺してしまいます。できるだけそうならないように心がけてはいますが、限界があります。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。どうしたらいいのでしょうか。草を刈らないわけにはいかないし、生き物に伝える術もありません。

 

ドラえもんが欲しい。

 

面白い時計がSNSでアップされていました。時計に覆いがあって、そこをめくると”今”の文字がある時計。取り返しがつかない”過去”やどうしようもない”未来”ではなく、修正可能な今に集中する。今の時代に一番必要なことなのかもしれません。

 

自分が変えられるのは、”今”。

 

”今”の”自分のみ”。