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2/17 日記

徐々に重力が大きくなってくるのを感じ切れていません。このスムーズな変化はまるで高級なエレベーターのように気づかずに目的地へと連れて行ってくれるようです。その目的地がまったく予想と反する結果だとしても。いやそうではありません。予想は、していたのです。毎年繰り返してはいるのですから気づかないふりをしているだけなのです。

 

そしてさらに、これまでの経験がそのことを助長しているのでしょう。大丈夫、きっと元に戻るから。春になれば活動も増えるし、汗もかいてきっともとに戻るから。むしろ減っちゃうかも!って。でもそれは冠婚葬祭などで久しぶりに履いたズボンでわかることでしょう。

 

今年は寒く感じています。実際はどうなのでしょうか?記録などをつけていませんのでわかりませんが、感覚的にはとっても寒いです。今後1週間の予報でも、最低は-7℃くらいです。最高気温が5℃くらいになるので平均したら例年並みということになるのでしょうか。

 

寒いと本能でしょうか、腹が減ります。健康な証拠と言っているうちが花でして、結果先の述べた知らず知らずのうちにということになります。危ない危ない。腹引っ込めて作業しないといけない。

 

コロナのおかげでしょうか、お米のご注文をいただく機会が増えました。ありがたい限りです。大きな宣伝も効果ある宣伝もできておりませんが、ご愛顧いただけているということは本当にありがたい限りです。

 

考えてみれば、ご注文というのはご縁でしかないと感じています。お米は何千何万とある。スーパーに行けばあるし、コンビニ行けば炊かなくてもいい。他の要素がたくさんあるのです。こちらにご連絡いただくということは宝くじよりも確率は低いはずです。

 

だからこそ自分たちの出来ることに集中する。美味しいお米やりんごを育てる。そのことに尽きるのだと思います。美味しいことにこだわる。心を配る。実際どこまで配れているのかはわかりませんが、できる限り配って歩きたいと思っています。