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2/3 日記

冬期間は時間があるので、人生の目標の一つであるパーマカルチャーの勉強をする。と言ってもYouTubeで観るだけだけども。英語の勉強も兼ねる。

その中で、持続可能な社会の実現のキーポイントが料理だと感じたわけです。料理。何を作るかもあるけど、何を使ってということ。新鮮な素材であれば素材の味で十分だけれど、例えば輸送してきた、時間のたった素材ではそうはいかない。何かしらの調味料が必要で、その調味料を入手する必要がある。

 

もちろんその調味料を準備しておくというビジネスも存在することも忘れてはならないけれど、それって本当に必要?的な調味料の使い方もある。例えば、とんかつにかけるソースとか、キャベツにかけるマヨネーズとか。別に要らないし。ゴマだって要らない。だってそもそも美味しいもん。新鮮な油であれば脂っこくもないし、肉の味もわかる。キャベツだってとんかつ食ってから食えば十分。

 

だからこそ近郊農業が見直されてきているんだと思う。採れたて新鮮。ほとんど輸送しないからCO2も排出しない。エコ。コストもからならないのでお得。美味しいから笑顔。みたいな。生産者の顔も見れるし安心。いい流れになっている。

 

右向け右と教わってきたように思う。同調教育。でもそれがずっと嫌だった。右向け左で生きてきた。今もそう生きている。みんなと同じように右に行ったら何が待っているかを知っている。競争であります。一番嫌いな競争。よーいドン。まっすぐ走る。一番最初にテープを切った人が勝利。そのほかは要らない、みたいな。

 

スタートが得意な人もいるし、ダッシュが得意な人もいる。後半の伸びがある人もいれば、最後まで走り切る人もいる。いろいろいるのだ。そもそもまっすぐ走ることが苦手で、借り物競争みたいなのが得意な人だっている。竹馬競争が得意な人だっている。玉入れが得意な人だっているはず。俺は苦手だけど。

 

右向け右には競争が待っている。人生にも競争が待っている。でも反対に行けば、みんなと同じ方向に行かなければそうれはない。独壇場があるのみ。競争はない。みんなと同じ大根を作ったら見てくれが同じであれば価格で競争するしかなくなる現実が待っている。買う前には味はわからない。わかるのは大根ってだけであとは価格のみ。そこに繁栄はない。

 

そもそも人生に勝利はない。ずっと長い、苦しいけど楽しい道があるだけ。そしてそう決めるのは自分。自分がそう思ったらそれでいいのだ。自分を磨くことにもっと向き合った方がいい。人と比べるよりもずっと険しく楽しい道である。